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プロローグ。

20世紀少年―本格科学冒険漫画 (1) (ビッグコミックス)
正直申し上げて、この第一巻だけでは、何の物語だかさっぱりわかりません。長編ドラマは、冒頭ドラマの舞台を読者と共有化を必要とする場合が多いですが、この第一巻は、まさにプロローグに相当する部分だと思います。日本の怪獣映画「ゴジラ」「ラドン」「モスラ」などは、導入部を非常にリアル且丁寧に作っていました。そこで観客は、その世界に引き込まれてゆくのですが、この作品は、独特の世界を作り上げるためにかなり導入部を慎重に作っていると思います。20世紀少年のタイトルは、T.レックスの「20thセンチュリーボーイ」にインスパイアされたものであることや、1970年頃の小学生がなぜか夢中になった秘密基地遊びのことや小学校の同級生という近所の顔馴染みで家業を継いでいる元秘密基地遊びの仲間達の成人後の姿を織り交ぜながら、そして不気味な謎を残しながら話が進められていきます。まとめて3冊くらいづつ読んだ方が良いと思われます。
引用元:プロローグ。

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20世紀少年―本格科学冒険漫画 (1) (ビッグコミックス)
皆さま、とりあえず一区切りの22巻まで出揃って、懸命に読み直しされている事と思います。

さて、作中唯一客観性を持ち、感情移入できるキャラ=コイズミ。いきなりお尻からの初登場シーンですが、お尻にばかり気をとられていると、そのぺージに隠された作者の"遊び心"を見落としてしまいます。
さりげなく、先生と生徒のやりとりに織り交ぜて、井上雄彦(バガボンド)や江川達也(日露戦争物語)らを牽制しています。
巻は違いますが他にも、"血の大みそか"で倒れた"ともだち"が病床から世界に語りかけるメッセージが、まんまクイーンの日本語詞曲からの引用だったり・・。

批判している訳ではないのです。
それが作者特有のユーモアであり、ウィット感覚なのですから。
ただ、その要素が巻を重ねる毎に希薄になっているような気がするのです。
これだけ広げた大風呂敷なのだから、理解も誤解も含めてたくさんの足かせが付くのは当然なのかな・・とも思います。
しかし、どのように解釈されようとも、この作品が"壮大なエンターテイメント"であり、"ファンタジー"である事に変わりはありません。
どうか、最後まで『らしさ』にこだわり続けて欲しいです。

引用元:

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